コラム
開発秘話

瞳孔の動きで居眠りを感知する居眠りウォッチャー「ひとみちゃん」

運転中、眠気に襲われたり、わき見をしていたりして、ひやっとする経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?本ページでは、ドライバーの瞳孔の動きで居眠りやわき見を感知し、注意喚起を行う居眠りウォッチャー「ひとみちゃん」の開発秘話をご紹介します。

絶対に必要な製品だという第六感が働き開発に着手

私たちが居眠り検知機器である居眠りウォッチャー「ひとみちゃん」の開発を行うことになったのは、2015年、韓国のとあるメーカーから未完成の試作機器を提案されたことがきっかけでした。当時、居眠り運転を防止する機器は業界初でしたが、世の中に絶対に必要な製品だと確信し、製品化を決定しました。

製品化断念の危機を乗り越え、信念を貫く

早速製品化に着手するも、瞳孔の動きを検知することや、赤外線の視野角や強弱の調整を行うことが難しく、開発は難航します。一時は製品化の断念も検討しましたが、世の中にまだない価値を生み出すというこだわりと、一度着手した新規開発は断念しないという信念のもと、1年ほどの試行錯誤の後、2015年末に製品が完成しました。

お客様の反応は好調!体験からのものづくりの真骨頂を実感

2016年初旬から発売を開始したところ、大手カー用品販売店から好評を得て、全店で販売を開始。市場からの需要の手ごたえを実感。その後、日刊自動車新聞の車載用品準グランプリを受賞した他、順調に売上を伸ばし、累計販売数1万台を突破。

さらに進化する居眠りウォッチャーの今後の展望

今後、製品としてのバージョンアップを行うだけでなく、自動車以外の乗り物の居眠り防止検知機器として提案中。今後もドライバーの安全を確保する製品として進化を続けてまいります。製品について、詳しくはこちらをご確認ください。